山猫つれづれ日記 2002年9月
2002/09/30 サンマ皿
松茸もいいけど、値段を見ると少々考えるし、クルミちゃんも喜ばないから、やっぱり我が家の秋はサンマかな。サンマは普通の焼き物皿では、そのまま載せたらはみ出てしまう。二つに切ると、なんだか貧弱な感じだ。というわけで、数年前に「サンマ皿」と呼ばれる、焼き物用の長いお皿を買った。いろいろ探していたが、ごつい感じのが多い。やっとデパートの半端もののワゴンの中に納得できたのを見つけたのが写真のお皿。織部風の色合いも落ち着いていて、お皿の安定も良かった。
和食器は本当にバラエティがあって面白いと思うのはこんな時だ。でも、角張ったお皿や小鉢は見た目はいいが、角が洗いにくいから要注意。このサンマ皿は四角だけれど、とても扱いやすいから気に入っている。それと、食器は基本的に積み重ねがきく形でないと、取り扱いが不便だ。というより、欲張って沢山食器戸棚に詰め込まなければ問題はないのだけれど…。
2002/09/29 栗ご飯
昨日の新聞に栗ご飯が載っていたので食べたくなった。手抜きしてむき栗を買って栗ご飯を炊いた。、ご飯に味醂と塩を入れて下茹でした栗を入れて炊いただけだけど、もちっとして甘くて美味しかった。おかずにホタテの味醂粕漬けを焼いた。少し薄味にしたお味噌汁。冷や奴に湯がいたオクラ。キュウリともずくなどあり合わせでけっこう一杯になった。ついついこういうご飯ものは食べ過ぎてしまう。いよいよ食欲の秋に突入!
2002/09/28 マイペースで
過ぎてしまえばアッという間の3年間。今日からまた山猫の住処の新しい年が始まりました。三周年記念のイベントをしたかったのですが、最近余裕がなくなっていろいろな遊びごとが先送りです。そういう時もあるものですね。焦らずマイペースで続けていきたいと思っていますので、どうぞ暖かく見守って下さいませ。拙いこのサイトを応援して下さる皆様には、いつも本当に感謝しています。お目にかかって一人一人の方にお礼を申し上げたい気持ちです。
世の中つらい事や悲しいニュースがあふれて、景気も一向に良くなる気配もなし。でも、そんな時だからこそ、明るく楽しく、元気いっぱいで行きたいと思っています。世の中決して捨てたもんじゃない。心の優しい人がいっぱいいるし、素直で正直でいることが本当は一番幸せなことだと感じているから。
2002/09/27 スクワット
一年半ほど前に膝を痛めてから時々無理をすると痛くなるので、7月の初めにまた腰痛をした時から心を入れ替え、予防のために筋力強化をはかっている。毎日軽いスクワットや腹筋運動、腕立て(立って壁に向ってする、ごくごく楽ちんなの)をすることにした。初めは20回くらいづつしていたのが、1週間くらい続けたら楽に50回ほど出来るようになり、今はスクワットを毎日60回している。とりあえず、丸3ヶ月続いている。太くて嫌だなぁと思っていた太ももが、気のせいかもしれないけど、ほんの少し締まってきたような気がする。これはやっぱり続けなくっちゃ!
どれも、ゆっくり、「イ〜チ、ニ〜〜イ、サ〜〜ン」とゆっくり数えながら、裸になってお風呂場の中でやっていると、トラ雄やクルミちゃんが見に来る。初めの頃は「ニャニしているんだ?」という顔で見ていたけど、最近はあくびをしながら脱衣場のマットの上で「勝手にやってにゃ!」と、眠りながら時々こちらを見ている。
2002/09/26 雨よ降れ
雨が好きな人を知っていた。雨が降るといつも「いいなぁ」と、さも満足そうに言った。雨が降ると見慣れた回りの景色も変わる。雨音があたりの雑音を消して、静かな時間だけが流れていった。窓を開けるとアパートの外には広い畑が広がり、雨のせいで土の匂いが忍び込んでくる。窓から首を出して霧雨に煙る外の景色を眺めていたら、一日はアッという間に過ぎていった。はるか昔のそんな雨の日のことが、まるで昨日のことのようだ。
2002/09/25 死んでも命があるように
最近ようやく車に乗るようになった息子。S字カーブの緩やかな傾斜がある我が家のガレージの出し入れをしてもらっている。オンボロ車なので、あちこちこすっても気にならないが、さすがに助手席に乗せてもらう時は、こちらも緊張する。乗り込むと「遺書は書いた? お祈りは済んだかい? 」と訊くので、「なまんだぶ、なまんだぶ、死んでも命があるように。」と、祈ることにしている。
初めてガレージへ入れた時、私が誘導していたのにドアミラーを引っ掛けた。私の「オーライ、オーライ」が信用できなかったと後で言うので、「その通り! 例え親でも信用するな。運転者は自分で判断しなくちゃいけないんだ。」と教えた。まったく良い教訓になったのでした。
2002/09/24 長続きさせること
気が多くて、子供の頃から色々なことに頭を突っ込んでいたので、そんな私を見て母親がいつもため息をついていた。なんでもすぐに気に入ると自分でやってみたくなるおっちょこちょいだった。今でもそれは直っていないけど、一つのことを長続きさせるコツは、少しだけ分かってきた。無理をしないことだと。それは年齢のせいかもしれないけど、根気がよくなってきたものだ。それとも、もしかしたら、ただ、若い時より何にでも時間がかかるからだけかな? だとしたら、それはごく自然なことだ。
せいいっぱい、ありったけの力をこめて、やれるだけのことをするつもりでいると、息切れがして、すぐ駄目になってしまう。だから、初めから8分目くらいの力で出来る所でやめておく。ほんの少しゆとりを持たせることで、次も楽にできることを覚えた、怠け者の言い訳かもしれない。人に約束をする時でも、「絶対」とか、「必ず」などということを言わなくなったのも、年の功なのかしらん?
2002/09/23 遊び疲れ
今日は今日とてフリーマーケット大好きな友人に誘われて人ごみを歩き回ってきた。つられて50円、100円という値段の古着を何着か仕入れてきた。シミも汚れもない綺麗な、いわゆるブランドものも中には混じっていて、好みやサイズさえ合えば只のような値段だ。つくづく日本は豊かで物あまり状態だなぁと思う。
シンプルでなかなかいい時計も電池つきで100円で買ってきた。ちょうど台所の置時計が壊れていたからグッドタイミング。ギンナンひとつかみ200円などというのを、おじさんが三回ほどわしづかみにして袋に入れてくれた。ギンナンは私の大好物! そういえば、もうそんな季節だ。空が日に日に高く感じるようになってきた。しかしカンカン照りなのでけっこう暑かった。
2002/09/22 コミセン祭り
10周年のコミセン祭りに参加する仲間の応援に出かけた。コミセンとはコミュニティーセンターの略で、以前は公民館と呼んでいたものを、今名古屋市では学区に一つづつ作っている。
10時からお昼休憩をはさんで3時までのプログラムの中で、午後の部に出演だった。小学校の体育館に沢山イスが並べられていたけれど閑散としていた。振舞われたお昼弁当をもらったら帰ってしまう人が多かったようだ。詩吟の会の前後に挟まれていたので、観客がお歳寄りが多くてちょっと盛り上がらなかったかな? しかしコミセンの活動自体がお歳寄り中心だからそれも仕方ない。最後のダンスの参加者も、見た所平均年齢70歳くらいに見えた。
地域活動というのは、都市ではむずかしい事が多いなぁと、参加者が予定より少なかったからと、おすしのお弁当と紙パックのお茶を3つももらって帰る時思ったものだ。
所で最近は「お歳寄り」とか「老人」「高齢者」などという言葉は90歳、100歳くらいでないと滅多に使えない感じだ。代わりに「シニア」というとあまり角が立たなくていい。元気な老人は、自分が「老人」とは思っていないし、現に頭も身体も若者よりずっと元気な老人が多い。「老人」という言葉には、よぼよぼして役に立たない病人のようなイメージがあるからだろう。「ボケ老人」という言葉が出来てから、余計イメージが悪くなった。そのうちに「老人」も死語になるかしらん?
2002/09/19 親知らず
息子が6日に左上の親知らずを抜いてきたと言った時もビックリしたが、また今度は右上の親知らずを抜いてきたそうだ。全く親知らずとはこのことで、「え〜っ、そんなに簡単に立て続けに抜いていいの?」と、心配になってきた。でも、変な具合に生えているのでないから、大したことなかったという。夕飯も普通に食べて、ワンコのお散歩も激しい運動じゃないからいいだろうと30分ほど歩いてきた。
永久歯が生まれつき足らなくて、(もちろん親知らずもない)ブリッジまでして足している私には、生えている歯を抜くなんて信じられない蛮行に思える。でも、全然かみ合っていないし、歯磨きがしにくいから隣の歯が虫歯になるよりは抜いてしまった方がいいらしい。そんなもんなのか?
下の親知らずは歯茎の中にあるし、横になっているのでその開業医では無理で、そのうちに大きな病院で抜くことになるらしい。入院でもしないといけないオオゴトらしいが、その時はあらかじめ親に予定を教えて頂戴と頼んでおいた。1,410円じゃ済まないでしょうしね。(今日の歯医者さんの料金は痛み止めのお薬と、抜歯の治療費でたったそんな金額だったのにも驚いた!)
2002/09/17 埒(らち)が明かない
エラソウに9日の日記に、書いたものを寝かせておく、などといっておきながら、実は15日には一日でバタバタと猫新聞の原稿を書いて送った。とりあえず形を整えたというだけだ。切手を選び、大体のイメージが編集部にもひとまず伝わったわけだ。
でも、20日までに推敲して下さいと折り返しFAXをもらった。原稿を息子に見せると、「全然散漫でダメ、もっと分かりやすいのにリテイク!」と評されてしまった。やっぱりねぇ、やっつけ仕事なのが自分でも分かるので、半分以上書き直し! 文章を書くことが好きな息子は、私が意見を聞くと、添削してくれたりヒントをくれるから有難い。明日はちょっとご馳走するからね〜。
そういえば、息子が先日「急雲風を告げる」とネットで書いてあるのを見たと教えてくれた。試しに検索をかけたら、数件ヒットしたそうだ。なんとなくそういう言葉があるということしか知らずに使ってしまうんだね。コミックなどの宣伝に「いよいよ次号、風雲急を告げる新展開!」などとはよく書いてあるけど「急を告げる」という言葉が分かってないんだよ、とのこと。小説などをあまり読まないと、そういう間違いって多いんだね。
そうそう、「拉致(らち)=無理に連れて行くこと」という言葉も、広辞苑で引いてみた。普段書くことのない言葉だからイザ字を書けと言われても、ワープロでないと書けない。「埒(らち)もない」の「埒」なんていう言葉も死語だなぁと思いながら、ついでにあっちこっち辞書を読みはじめると埒が明かない。(切りがない)
2002/09/16 飽きない名曲
風のそよぐ音、虫の音、雨音。自然が織りなす調べも飽きることがないが、静かな音で聴くクラシック音楽も、そんな自然の音に近い。心を穏やかにしたい時は、モーツァルトのピアノやヴァイオリン、バッハのクラブサンがいい。近年はヨーヨー・マのチェロも好きだ。少しロマンチックな気分に浸りたい時は、カラヤンのチャイコフスキーやリスト。去年日記に書いたフジコ・ヘミングのピアノもいい。元気を出したい時は、スーザのマーチをかける。子供のころ習っていたのでバレー音楽も大好きだ。ベートーベンを聴くと少し気も大きくなる。
ビートルズは私の青春そのものだ。映画音楽は場面を思い出して感動がよみがえる。学生のころ流行ったフォークソングは甘酸っぱい気分がする。ラテンやジャズもいい。昔は馬鹿にしていた歌謡曲も、じっくり聴いてみれば美空ひばりなど、本当にうまいなぁと思ったりする。結局、節操がないから音楽はなんでも聴くというわけだ。
今はヴィヴァルディの四季をかけながらこれを書いている。
2002/09/15 困ったトラ雄
ようやく過ごしやすくなったと思ったら、朝晩は涼しすぎるほどだ。明け方は薄い夏掛け布団にしがみついていた。もう少しゆるやかに、穏やかに秋にならないものか? そうかと言っても、ワンコのお散歩に行けばまだ汗をかく。
トラ雄が片手をうちわみたいに腫らしてやってきた。痛そうにピーピー泣いている。ったく、この子は次から次へ、怪我をしたりダニをわかしたり、なんでもない時の方が少ないんじゃないの? そのうちに椅子のお座布団の上で丸くなって眠ってしまった。
クルミちゃんが少し元気になってきたというのに、困ったものだ。大体オス猫というのはどの子も怪我が多い。喧嘩が原因か、慎重さに欠けるのか何だか分からないけれど、今まで飼った猫も怪我でお医者へ行くのは、ほとんどオス猫だった。
初めのころは、ちょっと何処かを腫らしているのを見つけると、慌ててお医者へ走ったけれど、たいてい膿が取れて自然治癒することを知ってからは、ちょっとくらいの傷ではお医者へ行かなくなった。傷口が小さい時が多くて、物を言わない子たちの怪我は腫れるまで発見できない事が多い。
2002/09/14 印刷物担当
11月の末にイベントをすることになって、それぞれの役割担当が決まった。私は友だちのツルの一声で案内チラシの作成担当係。日頃から書くことやパソコンで何かをするということになると、ちゃんとお鉢が回ってくる。嫌いではないから断った試しはないけど、案外手間がかかる。でも、とにかく叩き台だけは早めに作っておかないとと、これから思案のしどころなり。
とりあえずインターネットから楽しいフォントをダウンロードして(Arの頑固オヤジさまのとこで教えてもらった「あくあフォント」)、いろいろイタズラしてみる。私が作ると猫の絵柄になるんじゃないの?と、皆が言っていたので、そのご期待にも沿わないといけないかな?
2002/09/13 厚顔無恥
歯医者さんの 予約日を間違えて一日早く行ってしまった。受付の看護婦さんが驚いた顔をするので、こっちもビックリ。「せっかくですが、明日来てください」と言われたが駐車券をくれたと、息子に今日の失敗談を話すと、「なんという迷惑な人だ! 駐車場のサービス券までもらうとは、厚顔無恥!」と笑われた。「スミマセン…。」
そういえば先日、息子とスーパーへ買い物に行った時、まとめて沢山買ったのでゆうに3000円以上はありそうだった。そこでは、1000円以上買いものをして、レジ袋を断る度にスタンプを一個押してくれる。スタンプが20個になると買い物の金額から100円引いてくれる。つまりスタンプ1個で5円というわけだ。いつも自前の買い物袋を持参しているので、毎回スタンプを押してもらう。レジの近くに行ってから、「あ、二人で来てるから、カゴ二つに分けて二つスタンプもらおうか?」と言ったら、「そんなサモシイことはやめなさい」と、息子に一喝された。
でもね、「一円を笑うものは一円に泣く」っていう諺もあるじゃない? くれるものは按摩の笛でもいいという訳ではないけど、サモシイ貧乏性のオバタリアンでした。
2002/09/12 寝言
お盆過ぎから慣れない仕事をしたり、ややこしい人間関係に翻弄されて少々草臥れていたら、息子が「この頃ぼくの部屋に聞こえるくらい夜中に叫んでいるよ」と言う。 寝言で叫んでいるらしい。 やれやれ、自分では大丈夫のつもりでも、少し無理をしていたのかもしれないな、と反省。 昔からよく寝言を言うのだが、朝にはサッパリ覚えていない。
ところで、昨日の日記にプロパティなどを変な解釈をして書いていたら、早速私の誤解を解くように、再度メールで誤りについて教えていただいた。
プロパティとユーティリティの用語の意味について、 プロパティ:設定を確認、変更する機能。 ユーティリティ:システムやアプリケーションの足りない部分を補助するソフトウェアの総称 と、とても親切で丁寧な説明です。なるほど、やっとこさ、かぼちゃ頭にもよく解りました。
何しろパソコンについての疑問は、質問する方が、何をどう訊いていいのか解らない場合がほとんどなので、答える方が大変だ。禅問答みたいになることが多い。それにしても、私にパソコンの取り扱いを教えてくる人は優しい人ばかりだ。私のトンチンカンな質問に、いろいろな場面を想定したり、検証したりして心配してくれる。本当に有り難い。寝言で「ありがと〜」と叫ぶかな?
2002/09/11 変な日本語
最近実家の事務所で使っているパソコンの入れ替え作業を手伝った。と言っても、ややこしい設定などは大方息子に手伝ってもらったのだが、プリンターの不具合などを、またメールでもっと詳しい人に尋ねる。そういう時、いまだに私はパソコン用語が解らないので困る。「設定のユーティリティ」というのが、「プロパティ」というのと同じ意味だということも知らなかった。カタカナ語はへんちくりんだ。
それにしても、昨日打ち上げに成功した国産ロケットH2Aは、何で「エッチ、ニ、エー」と呼ぶのだろうか? イロハのイ2号とかいうのだったら、「に」でも良いけど、Hの次なら「ツー」でしょう? 水の化学式でも「エッチ、ツー、オー」と学校で習ってるし、英語を習っていない日本人でも、「1、2、3」が「ワン、ツー、スリー」というくらいは知っている。どうもそのへんのセンスが可笑しいんだよね。
2002/09/10 模様替えをしながら思い出したこと
少し時間ができたので、このページの壁紙をいじってみた。といっても、2年前の秋に使っていたのを探し出してきただけのこと。無地も好きだけど、ストライプというのは服でも大好きだ。
何故お年寄りはごちゃごちゃとした柄物の服を着る人が多いのかと昔母に訊いたら、若い頃から着物に馴染んだ人は、洋服も着物感覚で着てしまうからじゃないの、と答えた。なるほど、和服の柄は様々な色が入り乱れているが、それが帯や帯締めできっちり決まっている。ところが洋服にその感覚を持ち込むと、なんとも落ち着かない。
時々一番とっておきのお出かけ用が、総レースのスーツやワンピースというお歳寄りを見かけるけど、着物の方がどんなにか素敵なのになぁとため息が出てしまう。あれだけはやめた方がいいけど、と、また余計なお世話だ。長い年月をかけて愛された民族衣装は、どこの国のものも素敵だ。でも、洋服のセンスは、日本人にはまだちょこっと洗練される所までいくには歴史が足りないのかな?
2002/09/09 「物いへば唇寒し秋の風」
昨日の「折々のうた」に載っていたこの有名な芭蕉の句の前書きとして、「人の短をいふ事なかれ、己(おの)が長をとく事なかれ」とあるそうだ。まったく、毎日のように「あ〜、言わなきゃよかった」とお喋りした後で反省ばかりの私には耳が痛い。してしまった後悔よりしなかった後悔の方が大きい、などということもあるが、それも時と場合による。大体は余計なことの方が多いのだ。
このWEB日記は、大体あまり推敲もしないで行き当たりバッタリ、その日にあわてて書いてすぐアップするが、普通は何か原稿を書くと、私は少しそれを寝かせておく。数時間ではなく、数日の単位で。時にはもっと長く。ワインではないけれど、少し時間を置いてから取り出して読み直すと、書いた時とは違った角度から新しい考えが湧いたり、書いたものに過不足があることを発見できる。
言葉(会話)でも同じ事がいえるのかもしれない。一つの感情に突き動かされてすぐさま飛び出そうとする言葉は、練られていない。それがいい場合も勿論あるが、言わなくて済むことも多いのかも。
まさに「言葉は魔物、小さな魔物」である。
2002/09/08 煙体験ハウス
本当は雨で中止になってほしいとの願いもむなしく、朝からカンカン照りの小学校の校庭。学区が光栄にも(学区の本部長挨拶の言葉!)防災町づくりのモデル地区に指定されたために、大々的な防災訓練が行われた。高学年の小学生中心の子供会メンバーと、町内会の役員が刈り出されることになった。うちは今年組長をしているので、員数に加えられているから出ないわけにいかない。十年以上前に町内会長をしていた時にも、大きな訓練をした事があって、その時あまりにも儀式的で実のない名ばかりの訓練だったので、朝から嫌々の参加でした。
でも、阪神の震災後、少しそういうことの反省があったのか、今回は参加者全員に消防署員の方の丁寧な説明と実地の体験指導があって、かなり良かった。震度6の地震体験車に乗せてもらったり、消火器の扱い、三角バケツ(防災用の特殊なバケツー組長の家に2個ずつ、町内すべてに配布されている)での消火、三角巾の使い方、物干し竿と毛布で作る簡易担架での搬送訓練などなど、午前中みっちりでした。
興味深かったのは煙体験ハウス。無害な煙が充満した仮設テントハウス(写真)の中を通り抜けるのだが、たった1メートル先を進んでいる前の人が見えない。煙に囲まれると実際にはめくらになったも同然のようになるということが解った。怖い、怖い! 地震雷火事オヤジ! それにしても日陰のない校庭は暑かった!
2002/09/07
過ぎてしまえば早いもので、このホームページも、今月の29日がくれば丸3年。そう思っていたら一昨日keikouさんから45000HITのカウンターの画像を送って頂きました。ありがとうございました。沢山の方に背中を押されてなんとか続けています。そろそろまた何か楽しいイベントでもしたいなぁ、いろいろホームページの中身の模様替えもしたい、あれもしたい、これもしたいと頭の中ではイメージが膨らんでいるのですが…。
夜になって、開けっ放しの窓から、アオマツムシが飛び込んできました。雑然と置いてある本の上にとまって、リーンリーンと羽根を震わせていい音を聞かせてくれました。夜ともなれば、すっかり秋の虫たちの世界。
002/09/06 秋ナス
「秋茄子は嫁に食わすな」という諺は、秋茄子は美味しいから憎い嫁には食わすなという意味が普通だけど、「身体を冷すから」「種子が少なくて子種がないと困るから」大事な嫁に食わすな、などという解釈もある。茄子ばかりでなく、秋はまた、美味しい食べ物の季節だ。栗やキノコ、イチジク。八百屋さんや果物屋さんの店先もすっかり秋らしくなってきた。
1と6のつく日は近所の神社の境内で露店の市が開くので、息子が好物の茄子を沢山買ってきた。今夜は8ミリくらいに切ってフライパンで焼いて、ひき肉の甘味噌をかけて食べた。大きなトマトも買ってきたので、こちらは例のモッツアレラチーズを載せてオリーブオイルで作ったドレッシングをかけて食べた。それと昨日の残りのお豆腐で冷や奴。家庭料理っていうのは、こういうヘンテコリンなメニューの取り合わせにお味噌汁でも、なんとなくオッケーなのがいい。
2002/09/05 動いているのがいい
身辺が慌ただしく自分のパソコンに落ち着いて向かう時間がないと言いながら、実は寝る前にゲームをやっていたりする。それって逃避なのかも。 ニンニクライスやうなぎ丼を食べて体力だけはつけている。
今夜は久しぶりにワンコのお散歩に行ったら、暑くて汗だくになったけれど気持ちが良かった。「生きかた上手」の日野原先生も言っている。人は早く動いている時には悩むこともないって。風に吹かれて早足で歩いてごらんって。 全くその通りだ。 手足を機敏に動かして活動していれば、身体が健やかになり、気持ちまで晴れやかになる。
2002/09/02 歯石取り
予定より一月遅れで歯医者さんへ定期検診に行ってから1週間目。今日はガリガリと歯石取りをしてもらった。歯医者さんへ行くと、普段もっと丁寧に歯磨きをしないといけないなぁ、と思うのに私はすぐ忘れる。
昨年の夏、生まれて初めて虫歯を発見されて、その後すっかり歯医者さんが好きになってしまった息子は、歯医者さんの予約だけはきっちり自分でとって、定期的に行っている。去年からすっかり歯磨きのプロみたいになって、私に歯磨き指導をしてくれる。毎食後、リンスを使い、丁寧に磨いて、フロスも使っている息子の歯茎は、1年でビックリするほど締まって健康的になった。地道な努力がこうして目に見える効果を上げているのを見るのは面白い。
2002/09/01 良かった
何を心地良いことと感じるか、どんなことに感動するのか、そういう価値観の全く違う人間と付き合う難しさに近頃悩まされている。自分のことしか見えないのは誰しも同じかもしれないが、自分と違う価値観で動いている人間がいるということに、気付いている人と、気付かない人。
家に帰ると、そんな人間社会のゴタゴタと無関係な猫たちが話し掛けてくる。「何をしているにゃ? おなかが減ったら食べて、眠くなったら眠ればいいにゃ〜。動きたくなったら、ちょっと背伸びをしてから、 風の匂いをかいで、少しお散歩すればいいにゃ〜。価値観なんて、難しいことを考えることないにゃにゃ! 早く美味しいもの冷蔵庫から出してにゃ〜!」
あ〜、猫さんと一緒に暮らしていて良かった。